アドレス日本一周 west[58]
投稿日:2013年1月26日
演歌の流れる絶景温泉
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「日本三大奇橋」の錦帯橋を出発。国道2号を戻り、JR岩国駅前でアドレスV125Gを止めた。ここからは海沿いの国道188号を行く。
岩国駅前を走り出すと、すぐに国道189号との分岐点。岩国空港入口の交差点から終点までは0・4キロでしかない。往復しても0・8キロ。もっともこの国道189号は国道2号との分岐点から岩国空港入口の交差点までは国道188号との重複区間になので、全線では2・9キロになる。
このような超短国道は全国に7本あるが、この国道189号のように、すべてが港や空港へのアクセスルート。最短国道は国道2号から神戸港への国道174号でわずか0・2キロ。最長の超短国道は川崎港へのアクセスルートの国道132号で、それでも4・5キロでしかない。
国道188号で瀬戸内海の海岸線を南下していくと、やがて周防大島が見えてくる。大畠まで来たところで、大島大橋で周防大島に渡る。かつての有料橋も今は無料。大島大橋を渡ったところにある周防大島温泉「大観荘」(入浴料1000円)の湯に入った。
大浴場は演歌の流れる演歌風呂。ここの露天風呂はいい。目の前の大畠瀬戸と大畠瀬戸をまたぐ大島大橋を眺めながら湯につかった。
周防大島は瀬戸内海では淡路島と小豆島に次ぐ第3の大島。ほんとうは島を一周したかったが、残念ながら諦め、国道188号に戻った。
周防大島を目の前にする大畠から柳井を通り、国道188号最南の梶取岬でアドレスを止めた。目の前の瀬戸内海には牛島や長島、祝島などの島々が浮かんでいる。穏やかな瀬戸内海には波ひとつない。
光、下松と通り、徳山で国道2号に合流。防府では国道2号に近い周防の一宮、玉祖神社を参拝。小郡を過ぎたところで国道2号から国道190号に入り、宇部、小野田と通り、ふたたび国道2号に合流し、下関を目指した。
本州最西端の下関市に入る頃には雨が降り出した。
雨具を着るのが面倒で、「もうすぐ関門トンネルだから」と冷たい雨に濡れて走った。